階ミ講座 4度の受講を経て

hinomotog

階ミ講座は、2007年の開催以来、16年間でたった6回しか開催されていません。
それだけ受講のチャンスが少ない中、4回目を受講されたKさん。
新たに受け取られたこと、感じられたことを率直に綴ってくださった体験談をご紹介します。

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階ミ講座を受講して、早いもので気がつけば1ヶ月以上が経過していた。この階ミ講座、回を重ねて今回が4回目の受講だった。かつて、先生から「3回しか開催されませんよ」と言われていたことを思い返せば、とてもありがたいことだと思う。

遠方にお住まいで普段はなかなか会えないけれど、今回久しぶりにお会いできた方も多数いらっしゃった。遠方ゆえに練功会に参加することもできず、身近に先生方や他の修練者の方々もいない中、ひとりで修練を続けていらっしゃるというのはすごいことだと思う

そんな4回目の階ミ講座では、今までに経験したことのない出来事が2つあった。

■人の周りに「元光」が見えたこと
講座中、前に立つ講師の方の身体の周りが、白く光って見えた。つまり、人の周りに「元光」が見えた。「元光」が見えること自体は今までになかったわけではなくて、例えば修練中、もとつきわみ図を見ていると、図の外周部や中に引かれている黒い線の周りが白っぽく光って見えることがある。
ただ、今回はそれが人体の周りに見えた、という点がまったく異なる。「人のオーラが見える」というのはこういうことなんだと思う。

■人の感情が伝わってきたこと
講座中、急に泣きそうになった瞬間があった。明美先生が、かつて久津八幡宮で神様に力を与えてくださいとお願いなさった時の話をされていた時のことだ。講座中は黙っていたけど、これは内心では結構驚いたことで、こういう経験は今までになかった。なんで急に、こんなに泣きそうになっているんだろう、と目に涙をにじませながら疑問に思った。
ある時、これはその人の、その当時の感情や決意といったものが伝わってきた、あるいはそれを受け取ったんだ、ということに気が付いた。人の感情が分かる、共感するとはこういうことを言うのだと思う。
ただ、あの時の感覚では、よく言われる「共感」よりも、もっと差し迫ったもの、張り詰めたもの、そういう心に迫る強いものを感じていた、と今になっても思う。

人の身体の周りに「元光」が見えたこと、人の感情を受け取ったこと、これは階ミ講座の受講を経て、自分に与えられた「能力」(力)によるものだと思っている。

自分に与えられたこの「能力」は、日之本元極の力なのだから、この功法が世の中に発展することを願って働きたいと思っている。それが自分に与えられた役割を果たすことにつながるのだと得心できた。