階ミを再受講して

hinomotog

4年ぶりに開催された階ミ講座。

全国各地から参加された方々より、感想をいただきました。

お子さんと一緒に修練を続けていらっしゃる修練者Mさん。
子育てしながら働く女性にとって、時間はいくらあっても足りません。

そんな状況の中で「やっぱりもう一度受講しよう!」と
再受講を決断されたMさんの体験談をご紹介します。

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子どもとの時間を大切にしながら、仕事に家事にと毎日、とっても充実しています。

でも、子育てに悩みはつきもの。
忙しいときは心に余裕がなくなり、ちょっとしたことで子どもを叱ってしまいます。

今回の受講は、仕事の予定もあり、ずっと迷っていましたが、思い切って受けることにしました。

不思議なことに、もう一度受講しよう!と決めてから、なんとなく、今までより情報の受け取りができているような気がしたのです。

ちょうど食事の片づけをしていたときのこと。
「シャンプーの詰め替えしてくるねー」と風呂場に向かう子どもたち。

その瞬間、棚の上に置いたシャンプーを、大量にこぼす映像がふっと浮かんだのです。

これはひょっとして、子どもたちの失敗を私に知らせているのかもしれないと思い、様子を見に行こうかどうか迷いました。

今すぐ様子を見に行って注意すれば、子どもたちは失敗せずにすみます。

でも、それも経験なのかもしれない、と思い、私はあえて何も言わないことを選択しました。

しばらくすると…
「ママ!助けてーー」と私を呼ぶ子どもの声。

様子を見に行くと、なんと、先程映像で浮かんだ光景どおり、大量のシャンプーが溢れていたのです。

事前に情報を受け取り、あらかじめその様子を見せていただいていた私は、「やっぱり見た通りだー」と驚きはしたものの、怒りはさほど感じることなく、少しだけ叱って、淡々と片付けを手伝いました。

きっと、情報を受け取ることなく、子どもの失敗を目撃していたら…激怒していたことでしょう。

その後、ついついいつものように、この失敗から何を学んだの??と子どもを問い詰めてしまったことは私の反省点です。

失敗をどのように受け止めるのかも、まずは子どもに任せるべきだったなあと。

情報を事前に受け取るということ。
受け取った後に、どんな対応をとるか自分で選択すること。
選択した後の対応について反省することと、多くのことを教えていただいた出来事でした。

階ミ受講日は、朝から空の青さがとても透き通って輝いていて、とてもとても、きれいでした。

階ミの受講中は、心が震え、なぜか涙があふれてきました。

さらに、増田庸文先生が講座の最終日に「階ミ」の功訣を念訣してくださいました。
念訣の響きを間近で聞くことができ、とても大きく、優しい、繊細なものに包まれました。

再受講の機会をいただき、この場に参加させてもらえたことは、とてもありがたかったなと思いました。